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第27回文化セミナー

越境という名の文化

◆日時/2023年11月26日(日)
    〔開演〕正午

 ●1部 講演
 ●2部 シンポジウム

◆指定席/視聴価格 いずれも 5,500円

◆会場/小樽市民センター(マリンホール)

◆問合せ/絵本・児童文学研究センター
  小樽市色内1-15-13大同ビル4F
  ℡ 0134-27-0513 / Fax0134-29-4624

養老 孟司 氏

解剖学者。医学博士。東京大学名誉教授。
絵本・児童文学研究センター名誉顧問。
1937年、神奈川県生まれ。
標本作りなどデータを集積する基礎的研究の一方で、長年の解剖研究の結果から、身体および脳を中心として、社会、文化の問題を考える“唯脳論”を提唱し、理科と文科の学問の統合をめざしている。科学的領域にとどまらず、文学方面にも活動の幅を広げ、本来の虫好きもこうじて、以前から取り組んでいる環境問題にも力を注ぐ。1989年『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。新潮新書『バカの壁』は大ヒットし、最新刊『ヒトの壁』を含む「壁」シリーズは累計660万部を突破。近著に『ものがわかるということ』(祥伝社)、『老い方、死に方』(PHP新書)など多数。

斎藤 惇夫 氏

児童文学作家。児童文学ファンタジー大賞選考委員長。
絵本・児童文学研究センター顧問。
1940年、新潟県生まれ。
長年、福音館書店の編集責任者として子どもの本の編集にたずさわる。1970年、デビュー作『グリックの冒険』で日本児童文学者協会新人賞。1972年『冒険者たち』で国際アンデルセン賞優良作品、1983年『ガンバとカワウソの冒険』(以上全て岩波書店)で野間児童文芸賞を受賞。2000年に福音館書店を退社し、創作活動に専念する。2015年、第19回「米百俵賞」を受賞。2010年に『哲夫の春休み』(岩波書店)、2017年に『河童のユウタの冒険』(福音館書店)、2021年にはエッセイ集『子ども、本、祈り』(教文館)を刊行。

茂木 健一郎 氏

脳科学者。理学博士。
児童文学ファンタジー大賞選考委員。
1962年、東京都生まれ。
東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。ソニーコンピューターサイエンス研究所上級研究員。東京大学、大阪大学、日本女子大学非常勤講師。2021年4月には広域通信高校の屋久島おおぞら高等学校の新校長に就任。「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードとして脳と心の関係を研究するとともに、文芸評論、美術評論にも取り組んでいる。近著に『運動脳の鍛え方』(リベラル社)、『強運脳』(かんき出版)など多数。

ヤマザキマリ 氏

漫画家、文筆家。
1967年、東京都生まれ。
東京造形大学客員教授。84年に渡伊、フィレンツェ・国立アカデミア美術学院で美術史、油絵を専攻。2010年『テルマエ・ロマエ』で第3回マンガ大賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。2015年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。2017年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ綬章。とり・みきとの共著『プリニウス』は2023年に全12巻で完結した。近著に『人類三千年の幸福論 ニコル・クーリッジ・ルマニエールとの対話』(集英社)、『CARPE DIEM 今この瞬間を生きて』(エクスナレッジ)など多数。

奈倉有里

ロシア文学者、翻訳家。早稲田大学講師。
1982年、東京都生まれ。
2002年からペテルブルグの語学学校でロシア語を学び、モスクワ大学予備科を経て、ロシア国立ゴーリキー文学大学に入学、2008年に日本人として初めて卒業。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程を経て博士課程満期退学。『アレクサンドル・ブローク 批評と詩学 ー焼身から世界の火災へー』で博士(文学)。2021年、博士論文で第2回東京大学而立賞を受賞、2022年同著でサントリー学芸賞受賞。2022年『夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く』で紫式部文学賞受賞。新訳に『亜鉛の少年たち-アフガン帰還兵の証言 増補版』(岩波書店)、最新作『ことばの白地図を歩く 翻訳と魔法のあいだ』(創元社)。


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