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第9回文化セミナー

「笑い」

◆日時/2004年11月14日(日)
    〔開場〕午前11時
    〔開演〕正午

●第一部:講演  「児童文化と笑い」 河合隼雄 氏
              「脳と笑い」    養老孟司 氏
              「文学と笑い」   筒井康隆 氏

●第二部:シンポジウム
   パネリスト    河合隼雄 氏/筒井康隆 氏/養老孟司 氏/三林京子 氏
   コーディネーター 工藤左千夫 氏

◆会場/小樽市民会館

河合 隼雄 氏

1928年生まれ
文化長官・臨床心理学者
絵本児童文学研究センター名誉会長

京都大学数学科を卒業後、高校の数学教師となり、同時に臨床心理学を学びはじめる。天理大学勤務後、アメリカ、スイスに留学し、日本人で初のユング派分析家の資格を取得。帰国後はユング心理学の普及につとめるとともに、臨床心理学の発展に力をつくす。また、欧米と異なる日本人の心性を考えるために、日本の神話や宗教を研究。海外でも多くの研究を続けている。
『昔話と日本人の心』で大佛次郎賞、『明恵 夢を生きる』で新潮学芸賞を受賞。近著には『神話と日本人の心』(岩波書店)、『ココロの止まり木』(朝日新聞社)、『ケルト巡り』(NHK出版)、『学ぶ力』(岩波書店)、『深層意識への道』(岩波書店より近日発売予定)。

養老 孟司 氏

1937年生まれ。神奈川県在住。
東京大学名誉教授
医学博士

東京大学医学部卒業。同大学院博士課程修了。1995年、東京大学医学部教授を退官。以後北里大学教授(大学院医療人間科学)。昨年同大学退官。専門は解剖学。2001年環境省「二一世紀『環の国』づくり会議」委員。
著書に『唯脳論』(青土社)、『形を読む』(培風館)、『バカの壁』『死の壁』(新潮社)、『養老孟司の<逆さメガネ>』(PHP研究所)、『からだの見方』(筑摩書房)、『身体の文学史』(新潮社)など社会時評から科学論、文学論まで多数。

筒井 康隆 氏

1934年生まれ
作家・俳優

同志社大学文学部卒業。1960年、SF同人誌「NULL」を主宰。この雑誌に発表した「お助け」が江戸川乱歩に認められ、作家活動を始める。『虚人たち』で泉鏡花文学賞、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、『ヨッパ谷への降下』で川端康成文学賞、『朝のガスパール』で日本SF大賞、フランス政府よりシュバリエ賞、フランス・パゾリーニ賞、『わたしのグランパ』で読売文学賞をそれぞれ受賞。
主な作品に『時をかける少女』『大いなる助走』『虚航船団』『文学部唯野教授』『わかもとの知恵』『愛のひだりがわ』など多数。映画、演劇、テレビなどにも出演し、俳優としても活躍。

三林 京子 氏

1951年生まれ
女優・落語家

1965年、NHK大阪児童劇団を卒団後、山田五十鈴のもとで修行を始め、1970年、芸術座「女坂」で初舞台を踏む。1975年にNHK大河ドラマ「元禄太平記」でTVデビュー。ゴールデンアロー新人賞、日本映画・テレビ製作者協会賞受賞。以後、多くのTV、舞台に出演。
1997年、桂米朝に師事し、「桂すずめ」の名前を許される。また、社会活動も幅広く、大阪府教育委員、日本ユニセフ協会大阪支部評議員、文化審議会国語分科会臨時委員などを歴任。

工藤 左千夫 氏

1951年生まれ。小樽市在住。
絵本・児童文学研究センター理事長
児童文学ファンタジー大賞選考委員
光塩女子短期大学非常勤講師

生涯教育と児童文化の接点を模索するために本センターを開設。会員は全国で1300名を超え、二年半にわたる基礎講座(全54回)を開講するとともに、多様な公益事業に取り組んでいる。近著には『新版ファンタジー文学の世界へ』(成文社)、『学ぶ力』(岩波書店 河合隼雄ほか共著)、『すてきな絵本にであえたら』(成文社)。


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