第12回文化セミナー
「野生動物の反乱」
◆日時/2007年11月18日(日)
〔開場〕午前11時
〔開演〕正午
●講演
「野生動物の反乱と里山」 河合雅雄 氏
「集団になる昆虫たち」 今森光彦 氏
●シンポジウム
河合雅雄 氏/今森光彦 氏/工藤直子 氏/斎藤惇夫 氏(コーディネーター)
◆会場/小樽市民センター
河合 雅雄 氏
1924年兵庫県生まれ
京都大学名誉教授/兵庫県立丹波の森名誉公苑長/兵庫県立人と自然の博物館名誉館長
京都大学理学部卒業、理学博士。動物生態学・自然人類学専攻。京都大学霊長類研究所教授、同所長、(財)日本モンキーセンター所長、日本霊長類学会長を歴任。京都大学名誉教授。現在、兵庫県立人と自然の博物館名誉館長。
主著は『少年動物誌』(福音館書店)『森林がサルを生んだ』(平凡社)『子どもと自然』(岩波書店)『人間の由来 上・下』(小学館)『小さな博物館』(筑摩書房)『河合雅雄作集』全13巻(小学館)など多数。
今森 光彦 氏
1954年滋賀県生まれ
写真家/日本写真家協会会員/自然科学写真協会会員
大学卒業後、独学で写真技術を学び1980年よりフリーランスとなる。以後、琵琶湖をのぞむ田園風景のなかにアトリエを構え、自然と人とのかかわりを「里山」という空間概念で追い続ける。一方、学生のころから世界各国に訪問を重ね、熱帯雨林から砂漠まで、生物と人が生きるあらゆる自然を取材している。
写真集に『今森光彦 昆虫記』『世界昆虫記』『フィールドノート里山』(いずれも福音館書店)『里山物語』(新潮社)、写真文集に『里山を歩こう』(岩波書店)など多くの著書がある。
工藤 直子 氏
静岡県在住
詩人/絵本・児童文学研究センター顧問
詩・童話を中心にエッセイ・翻訳の分野でも活躍中。著書『てつがくのライオン』『こどものころにみた空は』(ともに理論社)、『のはらうた1~4』(童話屋)、『リュックのりゅう坊1ともだちいっぱい』(文溪堂)、近著に『子どもがつくるのはらうた1』(童話屋)『よいしょ』(小学館)。静岡県在住。
斎藤 惇夫 氏
埼玉県在住
児童文学家/絵本・児童文学研究センター顧問
長年、福音館書店の編集責任者として子どもの本の編集にたずさわる。2000年より作家活動に専念する。1970年『グリックの冒険』(岩波書店)で作家としてデビュー。著書『冒険者たち』『ガンバとカワウソの冒険』『なつかしい本の記憶』共著(ともに岩波書店)、『現在、子どもたちが求めているもの』『子どもと子どもの本に捧げた生涯』(ともにキッズメイト)、『いま、子どもたちがあぶない!』(共著、古今社)。埼玉県在住。