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第15回文化セミナー

今までの絵本、これからの絵本

◆日時/2010年11月21日(日)
    〔開場〕午前11時20分
    〔開演〕正午

 ●講演 : 吉田新一 氏/小野かおる 氏/工藤左千夫 氏
 ●鼎談 : 吉田新一 氏/小野かおる 氏/工藤左千夫 氏/斎藤惇夫 氏(コーディネーター)

◆会場/小樽市民センター

吉田 新一 氏

1931年東京に生まれる。立教大学卒、同大学院文学研究科修了。立教大学教授、日本女子大学教授を経て、現在、立教大学名誉教授。
日本イギリス児童文学会会長、絵本学会会長などを歴任。著書に『イギリス児童文学論』(中教出版)『絵本の愉しみ』(主婦と生活社)『絵本の魅力』『絵本/物語るイラストレーション』『ピーターラビットの世界』(以上、日本エディタースクール出版部)『ピーターラビットからの手紙』(求龍堂)など。訳書に『かしこいビル』(ペンギン社)『宝さがしの子どもたち』『オーラのたび』(以上、福音館書店)『6ペンスの唄をうたおう』(日本エディタースクール出版部)『妖精事典』(共訳・冨山房)『エリナー・ファージョン伝』(共訳・筑摩書房)ほか多数がある。
※2001年1月30日 『ビアトリクス・ポター ――描き、語り、田園をいつくしんだ人――』より

小野 かおる 氏

1930年、東京に生まれる。画家。東京芸術大学美術学部油画科卒業。東京造形大学名誉教授。新制作協会会員。絵本の仕事に『ニューワと九とうの水牛』、『オンロックがやってくる』(以上福音館書店)など、児童書の仕事に『狼森と笊森、盗森』(古今社)、『きつねのライネケ』(岩波少年文庫)、『はしをわたらずはしわたれ』(福音館書店)、『へんてこへんてこ』(福音館書店「びじゅつのゆうえんち」シリーズ)などがある。長年にわたる昔話絵本の創作活動に対して、07年、巖谷小波文芸賞を受賞した。東京都在住。

工藤 左千夫 氏

1951年、旭川市生まれ。小樽市在住。
現在、特定非営利活動法人 絵本・児童文学研究センター理事長兼所長、北海道子ども読書活動推進会議副会長、元光塩女子短期大学非常勤講師(児童文化論、発達心理学)。著書に『新版 ファンタジー文学の世界へ』『すてきな絵本にであえたら』『本とすてきにであえたら』『だから子どもの本が好き』(ともに成文社)、『大人への児童文化の招待』(エイデル研究所 河合隼雄共著)、『笑いの力』(岩波書店 河合隼雄、養老孟司、筒井康隆共著)、『学ぶ力』(岩波書店 河合隼雄、森毅、工藤直子ほか共著)ほか。1989年、小樽にて絵本・児童文学研究センターを開設。絵本、児童文学を中心に哲学や心理学などの分野を交えながら、生涯教育としての全五十四回の講座を開講し、現在、全国に1500名以上の会員(通信会員含む)がいる。また、児童文学ファンタジー大賞の創設、文化セミナーの開催、「児童図書相談士」検定創設、小樽市の「ブックスタート」の開始、などの公益事業を展開している。今後は、「児童文化と生涯学習学会」の創設などの新事業を予定している。

斎藤 惇夫 氏(コーディネーター)

1940年生まれ。埼玉県在住。絵本児童文学研究センター顧問。児童文学ファンタジー大賞選考委員長。20代に書きあげた『グリックの冒険』で第4回日本児童文学者協会新人賞を受賞。主な作品に『グリックの冒険』、『冒険者たち』、『ガンバとカワウソの冒険』、評論として『現在(いま)、子どもたちが求めているもの』、瀬田貞二氏についての講演録『子どもと子どもの本に捧げた生涯』、共著で『なつかしい本の記憶―岩波少年文庫の50年―』などがある。福音館書店元専務取締役。


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